
西本という男についてシーズン2
はい、どーもー!西本です。
緊急事態宣言の延長が決まり、今後更にオンライン飲み会が活発化しそうです。(世間的に、と言うより個人的に)
これを機に、新しい事を考えていくのも大事ですが、振り返って過去から学べる事もあると思います。今はこの時間を有効活用しましょう!
さあ、また自分語りますね!
履歴書を書こう!
働いていたBarを3カ月という光の速さで辞めて、就活サイトからの就職を目指す西本に最初の関門、履歴書が立ちはだかったのです。
人によっては問題ない事かもしれませんが、私にとってはSASUKEで言う反り立つ壁くらい難易度の高いものです。
大学生のアルバイト面接でももう少し書くことあるんじゃないかってくらい空白。その中にひと際輝く「普通自動車免許」の文字。(免許取ったきり、乗っていない)
ダメだ。こんなんじゃどこも雇ってくれる訳ない。なんて思っていると「芸人時代の事をもっと細かく書いたら?」と、またまた23歳、社会でも人としても先輩の妻からアドバイスを頂きました。
そこからは、「何書けばいいの?俺テレビなんて出た事ないよ。ハナホジー」と言う私の横で、ほぼゴーストライター化している妻が絞りに絞り出して真っ白だった履歴書・職務経歴書を埋めていってくれました。ありがとう、妻。
もしこのブログを読んでいる人に同じように夢を諦め、履歴書・職務経歴書に書くことがないという方がいましたら、

はじめての就職活動
子どもが産まれてから観る「はじめてのおつかい」は、もう別番組を見る感じですね。大人になって良さが分かる、ビールやコーヒーに近いものがあります。この例えが正しいのかは分かりません。
さあ、そんなこんなで履歴書・職務経歴書を作った私は仕事を探すわけです。
またここで問題が起きます。そう、したい仕事とかが分からないんです。
本来大学生3年生が将来について悩み、考えている時に、「俺来年吉本の養成所入んねん!そんでダウンタウンさんみたいにビックになんねん!」と、考えていた自分には何も思いつきませんでした。
したい事が見つからないなら、と、とりあえず年収高い所をPCでポチポチっと。
書類面接で余裕のお祈りです。そりゃそうです。タンクトップにジャージで婚活に参加するようなもんです、こんな28歳面接するだけ無駄ですもんね。
そこからは、もう自分の社会での立ち位置が分かり、高望みはせず、適当に何社か応募。面接まで行った所は全て内定を頂けました。その時は、芸人やBarで働いていた経験が生きたんだな、なんて思ってましたが、多分ただただ人手不足な会社だっただけだと思います。
ただ、やはり自分の中でしっくりこない!「やりたいわけでもなく、給料に満足しているわけでもない。本当にこれでいいのか?」なんて思いながら求人を探していた時に、ふと見つけたんです。
【ゲームプランナー】という仕事を。
脱・ニート
ゲームはめちゃくちゃ好きというほどではありませんが、一般の人と比べるとゲーム時間は多い28歳無職だったと思います。
元芸人でネタ作りをしていた私は、ゲームを作る仕事って自分の経験も生かせるんじゃないかな?ゲームもそれなり好きだし。そんな考えから、携帯ゲームを作っている会社の求人を見つけ、応募してみました。
応募後、すぐ連絡がきて2日後に面接決定。面接では「ってか、君ゲームそこまで好きじゃないよね?うちのメンバーはほぼ全員オタクレベルだよ、大丈夫?」と、変な角度からの心配もされましたが、そこは元気よく「大丈夫です!」と返答。
その場で合格、無事就職が決まったのです。
結果、西本は全然大丈夫じゃありませんでした。
自己ベストを上回る一カ月退職
私が入社した時、その会社は物凄く忙しかったみたいで。色々教えてあげている暇はないから、自分で見て覚えて。といラーメン屋スタイルの方針でした。(これは面接時に言われていたので理不尽だとは思いませんでした)
ただ、私自身がゲーム業界を舐めてました。
そもそも会話になりません。当時の私はクラウドという言葉も知りませんでした。FF7は知ってましたが。(書こうか迷ったけど書いちゃいました)
そんな私に言い渡された仕事は「1日中ゲーム」。そう、webの知識はモチロンの事、携帯ゲーム業界の事も全然知らないわけだから、とりあえずひたすらゲームやってて、と。
ゲームしながらお金貰えるなんて最高じゃん!と思われるかもしれませんが、これが本当きつかった。朝出勤してゲーム。皆が仕事している横でゲーム。就業時間後、皆さん残業していて帰るに帰れないから残業ゲーム。これをおよそひと月繰り返す。
多分人生で一番頭がおかしくなりました。
自分は今何やっているんだろう?会社に1円の貢献もしていないのに、給料だけ貰って、周りからどう思われているんだろう?と凄い勢いで病んでいきました。(入社後知りましたが、プランナーという仕事は希望してもなれない人が多いらしく、そこも病む要因の一つになっていました)
元気がないのを心配した先輩が食事に連れて行ってくれました。
そしてその次の日に辞めたいと社長に伝えに行きました。我ながらくずですね。
あの先輩。あの時は本当ありがとうございました、そして申し訳ございません。
辞めたい旨を社長に伝えると、笑いながら「やっぱり合わなかった?」なんて軽い感じで対応してくれました。この時、「そんなんじゃどこ行っても通用しないよ?」的な事を言われていたら私のメンタルは完全にやられていたと思います。
あの社長。本当ありがとうございました、そして申し訳ございません。
さあ、そしてここに28歳職歴(3ヵ月、1カ月で退職)という既婚者が誕生しました。「犯罪を犯していないだけまだ大丈夫だよ。」程度の言葉しかかける言葉もなくなってきましたね。
初めての就活編終了
と、今回も長くなったでここで切ります。前回の予想通り、まだ婚活の「こ」の字も出てきません。もう就活ブログとして参考にして頂ければ幸い、といった感じです。
そしてここまで読んでくれた人は、私に対して「忍耐力のないくずだ」と思う方もいると思います。私はそう思います。
ただ、正直今でも携帯ゲーム会社は辞めて良かったと思います。
続けた先に何かあったかもしれませんが、多分それを見つける前に壊れていたと思います。
モチロン会社を辞めるのには抵抗がありました。それは会社に申し訳ないという気持ちよりも、自分はここで辞めたら本当にくずなんじゃないか?という気持ちがあったからです。ここで辞めなくてもくずだったんですけどね。
そして、そんな自分に「辞めちゃいなよ、仕事」と言ってくれた妻には感謝しかありません。その後押しがなければ、あそこで辞めるという選択が出来なかったかもしれません。ありがとう妻。(この件は心底感謝しています。)
まあこの自分語りの就活ブログから、妻の良さを出すことで少しでも結婚いいかも。と、思える人がいたらこれ幸いです。
それでは!

恋活・結婚相談所Harukoi
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